タムトノーイ
備瀬のシニグ6日目 タムトノーイ
いわゆる おつかれ会でした
それでも この毎日と同じように 昼から女性たちによって作られた米10キロ分のオミキが
アシャギをはじめ それぞれの場所にそれぞれきまった数だけ捧げられ
ノロさんたちの祈りが捧げられた
この一週間 さまざまな大学から のべにすると4~50名ほどの学生たちが この神事を見学に来ていた
地元の島の人たちの こういった祭事に対する関心は薄れつつあるのと対照的だった
ひとりのオイラと同い年の博士号の人は 20年来 ここ備瀬の人を研究というか調査というかしていて
その移住先まで追跡調査しに 大阪から ハワイ フィリピン 南米まで出かけたらしい
南米に住む備瀬出身者の家に 備瀬のアシャギの写真が飾ってあるのを見たとき 胸があつくなった と言っていた
ひとりの人間が 生涯をかけて備瀬を調べてる
そして多くの備瀬出身者が 遠くから故郷を想っている
この祭事を通して オイラも この備瀬をふたつもみっつも増して好きになった
「さよならジャンケン」 は 結局とくに意味は無かったようで・・
・・・もしや区長さん それってサザエさんの あれっすか
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